ステッカーの貼り方
カッティングシート(切り文字ステッカー)とは
デザイン部分(線や文字)のみを貼り付けるシールです。
転写シート・ステッカー・台紙の3層構造になっています。
貼り方には ドライ貼りと水貼りという2つの方法がよく使われます。
(ヘルメットなどの曲面の多い個所に貼る方法は ここでは省きます)
小さな面に貼る場合には、ドライ貼りが一般的ですが、
私はやり直しができる水貼りをすることが多いです。とても簡単にできます!
ということで、水貼りの説明をしていきます。
貼る面はガラスということで。
用意するもの
・ 雑巾・ウエス
・ 霧吹き
・ 中性洗剤(台所用の洗剤で大丈夫です)
・ スクレーパーやへら、テレカなど
・ マスキングテープ
1 霧吹きに水を入れ、4~5%の洗剤を入れます。
2 ステッカーの一部をそっと剥がし、一番上の転写シートにステッカーがくっついているか確認します。
この時、全て剥がさないでください!確認したら元に戻します。
(くっついていない場合は、元に戻し、転写シートの上から擦ってください)
3 ガラスのホコリや油汚れなどをキレイに落とします
4 ガラス面に台紙ごとあて、上部をマスキングテープで仮固定します。
まっすぐかどうかを確認してください。
5 シール下部にもマスキングテープを貼ります。(場所確定)
6 上の部分のマスキングテープを剥がします
7 ガラス面に洗剤入りの水をスプレーします。
乾いたところがないようにビジョビジョにしてください。
8 シールの台紙を剥がし、ここにもスプレーします。
下についてるマスキングテープは剥がさないでください。
9 シールをガラス面に貼り付けます。
位置を微調整する場合は下のマスキングテープを剥がしシール位置を決めます。
10 へらやスクレーパーでこすってシール内の水を追い出します。
中から外へ向かって水を出してください。和紙が千切れない程度の力で大丈夫です。
11 そのままの状態で2時間~半日ほど乾かします。
シール下の水が多少残っていても、水は抜けていきます。
この時 空気の粒も一緒に抜けていきます。
12 乾いたら端からそっと和紙の転写シートをはがして完成です。
完全にノリが定着するまでに2~3日かかります。
触ったり、洗車したりは避けたほうが しっかり付きます。
* 気泡が出来てしまった場合ですが、カッティングシートの上からこすると
伸びたり、傷の原因になりますので 絶対に擦らないでください。
多少の気泡ならば数日で抜けていく場合があります。
大きな気泡の場合は、ガラスに傷を付けないよう気をつけてカッターの刃先で
小さな穴を開けるという方法もあります。